乗組員の雇用前健診プロジェクト(PEME)
![]() | PEMEプロジェクトの目的と特徴 | |
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・ 医療費と本国送還費用の削減 ・ 健康な船員による安全運航 ・ クラブによる事務処理 ・ 効果的な健康診断 ・ クリニックの品質管理と監査 ・ メンバーの意向をふまえたクリニック網 ・ メンバーとPEMEチームとの連携 ・ 豊富な経験と10年以上の実績 ・ 免責額の上下に係わらずクレーム金額を削減 |
| 実証されたシステム |
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UKクラブでは、損害防止プログラムの一環として、乗組員雇用前健康診断(PEME)プログラムを1996年8月より提供しています。これは高品質の健康診断を契約指定クリニックで実施することにより、本来雇用前に発見されてしかるべき病気を原因とするクレームを減少させるためのプログラムで、10年以上にわたり実効をあげてきています。 PEME参加船主には、単にクリニックを紹介するだけでなく、クラブの船員リスク管理データを利用して、前歴のない健康な船員の雇用に役立てていただくことができます。 不健康な船員はその疾病により大事故を引き起こす可能性が高いといえます。船員の疾病は単に医療費や疾病給付の問題ではなく、航海の遅延、船内の混乱、顧客や乗客の苦情も、同時に避けられない問題となることを考えなければいけません。 |
PEMEプログラム開設の背景 |
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UK P&IクラブがPEMEプログラムを始めた1996年頃は、船員の医療コストは高額で、クリニックが受診船員の持病を見落としても説明責任はありませんでした。そこで、以前からあった持病が原因で起こる疾病クレームを船主が負担しないようにすること、船員が乗船前に高水準の健康診断を受けられるようにすることを目的としてPEMEプログラムが考案され、まず最大の船員供給国であるフィリピンで実験的に行われることとなりました。 PEMEプログラムはUKクラブが1995年に実施した大型クレームの分析書「Analysis of Major Claims」が発端となっています。クラブでクレームの分析をした結果、乗組員の雇用前からの疾病を主な原因とする損害補償クレームが発生している事がわかり、その後の調査で、雇用前健康診断の内容にもかなりの格差があることが分かりました。 大半のクリニックは地元の規制当局が設定した最小限の水準に従っており、登録に必要な基準を満たしていれば、雇用前からの疾患を見落としても説明責任は一切問われませんでしたし、中には、船主の補償責任に大きな影響を与えると思われる持病や既往症を十分に検査していないクリニックもあるということでした。船主にとっては補償責任が通常数十万ドル、最悪の場合には数百万ドルに及ぶこともあり、重大な問題となり得るのです。そこでクラブは健康診断の統一基準を作ること、つまりクリニックが厳正な健診をするための厳しい認定・監査基準を設けたり、品質管理システムを導入するなどして、メンバーを援助することとしました。 |
クリニック |
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現在、UKクラブの指定するクリニックの数は、世界14カ国で43に達しています。これらのクリニックで行われた健診結果は船員配乗会社を通さず、直接PEMEチームに報告されるため、それぞれの診断結果に対して説明責任を負っています。クリニックは船員配乗会社を通さず、直接PEMEチームと連絡を取ります。国によっては2頁の診断書で良い場合もありますが、PEME指定のクリニックでは検査結果と関連情報は5頁にわたっています。クリニックは健診実施前にクラブにある個々の船員情報をクロスチェックしますので、受診者の不正な自己申告などは未然に防ぐごとが出来ます。 クラブでは受診した船員の医療記録をデータベース化し、オンラインで利用できるよう管理しています。PEMEチームはこうした情報を利用し、国籍や不採用理由の統計や調査などに役立てています。現在、クラブのPEME基準に沿った雇用前健康診断は、15カ国の船員供給国で実施されています。PEMEチームは、基本的に船員の需要の多い地域のクリニックを選んでおり、現在ポーランド、ロシア、中国でのクリニックの指定を検討しています。指定クリニックのない国での実施をご希望の場合にはPEMEチームにお問合せください。 |
コスト効果の分析
PEME Question & Answer




